根菜・キノコを「50度洗い」しよう

根菜を「50度洗い」するときは、洗う食材を常温に戻してから行うと、お湯の温度の調整がしやすくなります。
ニンジンを「50度洗い」すると甘く、美味しくなります。

 

ニンジンの50度洗い

洗う時間の目安:(常温に戻してから)5分〜6分

 

土が付いている場合はあらかじめ落としてから、丸ごとお湯に入れます。表面をこするように洗い、そのままお湯につけておきます。温度が下がり過ぎないように注意しましょう。
ニンジンを「50度洗い」すると、ニンジン特有の嫌なにおいやクセが消え、とても甘く、食べやすくなります。お子様にもオススメです。

 

その他の根菜の50度洗い

洗う時間の目安:(常温に戻してから)5分〜6分

 

ゴボウ、ジャガイモ、サトイモ、レンコンなどの場合

泥が付いている場合はあらかじめ落としてから、丸ごとお湯に入れて、表面をこすり洗いします。ゴボウなど、長くてボウルに入りきらない場合は、適度な長さに切ってから洗ってもいいでしょう。
50度洗いすると、水では取りきれなかった泥や汚れがよく落ちます。

 

大根、カブの場合

葉を取り除いてから、丸ごとお湯に入れて表面をこすり洗いし、そのままお湯につけておきます。大根は使う分だけカットしてから洗ってもよいでしょう。

 

タマネギの場合

皮をむいてから、丸ごとお湯に入れて表面を軽くこすり洗いし、そのままお湯につけておきます。こうすると実が締まり、炒め物などに使ってもベトベトしにくくなります。

 

キノコの50度洗い

石突きをつけたままお湯に入れ、軸の部分を持ってお湯の中でゆするようにして洗います。50度洗いすると、軸やかさがピンと張って、活き活きとします。
キノコの「50度洗い」は、炒め物や煮物に使う場合にオススメです。素焼きにする場合は、水っぽくなってしまうので向きません。洗ったら、しっかり水気を拭き取るようにしましょう。

 

50度洗いの方法一覧 根菜・キノコ