肉を「50度洗い」しよう

肉を調理をする前に「50度洗い」しておくと、火が入りやすく、見の縮みが少なくなります。
表面の酸化した脂や汚れも落ちるので、煮込み料理の時もアクの量が減ります。
ある程度厚みのある肉が「50度洗い」に適しています。

 

鶏肉の50度洗い

洗う時間の目安:4分〜5分 洗った後、冷水に取って冷やす。

 

もも肉・むね肉・ささみ・手羽先・手羽元は、お湯に入れて表面を軽くこすり洗いした後、お湯につけておきます。お湯の温度が43℃以下にならないように注意しましょう。
洗い終わったら冷水に取って冷やし、水気をふき取ります。その後、普通に調理します。
ひき肉は50度洗いには向きません。

 

豚肉の50度洗い

洗う時間の目安:4分〜5分 洗った後、冷水に取って冷やす。

 

とんかつ用などの厚切り肉、ブロック肉、スペアリブは、そのままお湯に入れ、表面を軽くこすり洗いした後、そのままお湯につけておきます。お湯の温度が43℃以下にならないように注意しましょう。
洗い終わったら冷水に取って冷やし、水気をふき取って、普通に調理します。
薄切り肉やひき肉は、50度洗いには向きません。

 

牛肉の50度洗い

洗う時間の目安:4分〜5分 洗った後、冷水に取って冷やす。

 

角切り肉、ステーキ肉、ブロック肉は、そのままお湯に入れ、表面を軽くこすり洗いした後、そのままお湯につけておきます。お湯の温度が43℃以下にならないように注意しましょう。角切り肉は、ザルに入れてからお湯につけて洗ってもいいでしょう。
洗い終わったら冷水に取って冷やし、水気をふき取ります。その後、普通に調理します。
薄切り肉やひき肉は、50度洗いには向きません。

 

50度洗いの方法一覧 肉